可視化ソフト Visualizer シリーズ共通マニュアル

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PLOT3D ダイアログボックス

File Format

■FORMATTED
可視化したい読み込みデータが、PLOT3D のアスキー形式である場合に選択します。

■BINARY
可視化したい読み込みデータが、PLOT3D のバイナリー形式である場合に選択します。



Dimension

可視化したい読み込むPLOT3Dデータの次元を指定します。現在のバージョンでは3次元形式のみサポートしています。



Data Format Option

・可視化したいグリッドファイルにIBLANKのデータが含まれている場合、IBLANKにチェックを入れてください。
・可視化したいグリッドファイルがマルチブロック形式の場合は、MULTIにチェックを入れてください。


Option

可視化したい読み込むデータが、バイナリー形式で、かつビッグエンディアン形式の場合は、Byte Swapにチェックを入れてください。デフォルトではリトルエンディアン形式です。


READ XYZ FILE

可視化したいグリッドファイルを読み込みます。グリッドファイルの拡張子は、*.g です。ファイル名が拡張子ナシの場合は、事前にリネームしておく必要があります。

次にFORTRANを例に、可視化可能なPLOT3D形式グリッドファイルの出力部分のコーディング例を示します。

■シングルグリッドの場合の3次元グリッドファイル(IBLANKなし)

integer idim,jdim,kdim !x,y,z軸方向の次元(格子数)
real x(idim,jdim,kdim) !格子節点のx座標
real y(idim,jdim,kdim) !格子節点のy座標
real z(idim,jdim,kdim) !格子節点のz座標

write(iunit) idim,jdim,kdim
write ( iunit) &
((( x(i,j,k), i = 1, idim ), j = 1, jdim ), k = 1, kdim ), &
((( y(i,j,k), i = 1, idim ), j = 1, jdim ), k = 1, kdim ), &
((( z(i,j,k), i = 1, idim ), j = 1, jdim ), k = 1, kdim )


■マルチグリッドの場合の3次元グリッドファイル(IBLANKなし)

integer idim(maxgrid) !各ブロック毎のi軸方向の次元
integer jdim(maxgrid) !各ブロック毎のj軸方向の次元
integer kdim(maxgrid) !各ブロック毎のk軸方向の次元
integer ngrid!ブロック数
real x(maxi,maxj,maxk,maxgrid) !格子節点のx座標
real y(maxi,maxj,maxk,maxgrid) !格子節点のy座標
real z(maxi,maxj,maxk,maxgrid) !格子節点のz座標

do igrid = 1, ngrid
  write( iunit)&
 ((( x(i,j,k,igrid), i = 1, idim(igrid) ), & j = 1, jdim(igrid) ), k = 1, kdim(igrid) ), &
 ((( y(i,j,k,igrid), i = 1, idim(igrid) ), & j = 1, jdim(igrid) ), k = 1, kdim(igrid) ), &
 ((( z(i,j,k,igrid), i = 1, idim(igrid) ), & j = 1, jdim(igrid) ), k = 1, kdim(igrid) )
end do


■シングルグリッドの場合の3次元グリッドファイル(IBLANKあり)

integer idim,jdim,kdim !x,y,z軸方向の次元(格子数)
real x(idim,jdim,kdim) !格子節点のx座標
real y(idim,jdim,kdim) !格子節点のy座標
real z(idim,jdim,kdim) !格子節点のz座標
integer iblank(idim,jdim,kdim) !格子節点のiblank値(=0:非計算領域、=1:計算領域、=2:壁面) 。流線の可視化のみこの値は関与します。

write(iunit) idim,jdim,kdim ! x,y,z軸方向の次元(格子数)
write ( iunit) &
((( x(i,j,k), i = 1, idim ), j = 1, jdim ), k = 1, kdim ), &
((( y(i,j,k), i = 1, idim ), j = 1, jdim ), k = 1, kdim ), &
((( z(i,j,k), i = 1, idim ), j = 1, jdim ), k = 1, kdim ), &
(((iblank(i,j,k), i = 1, idim ), j = 1, jdim ), k = 1, kdim )

■マルチグリッドの場合の3次元グリッドファイル(IBLANKあり)

integer idim(maxgrid) !各ブロック毎のi軸方向の次元
integer jdim(maxgrid) !各ブロック毎のj軸方向の次元
integer kdim(maxgrid) !各ブロック毎のk軸方向の次元
integer ngrid!ブロック数
real x(maxi,maxj,maxk,maxgrid) !格子節点のx座標
real y(maxi,maxj,maxk,maxgrid) !格子節点のy座標
real z(maxi,maxj,maxk,maxgrid) !格子節点のz座標
integer iblank(idim,jdim,kdim,maxgrid) !格子節点のiblank値(=0:非計算領域、=1:計算領域、=2:壁面) 。流線の可視化のみこの値は関与します。

write(iunit) ngrid
write(idim(igrid),jdim(igrid),kdim(igrid),igrid=1,ngrid)
do igrid = 1, ngrid
  write( iunit)&
 ((( x(i,j,k,igrid), i = 1, idim(igrid) ), & j = 1, jdim(igrid) ), k = 1, kdim(igrid) ), &
 ((( y(i,j,k,igrid), i = 1, idim(igrid) ), & j = 1, jdim(igrid) ), k = 1, kdim(igrid) ), &
 ((( z(i,j,k,igrid), i = 1, idim(igrid) ), & j = 1, jdim(igrid) ), k = 1, kdim(igrid) ), &
 (((iblankz(i,j,k,igrid), i = 1, idim(igrid) ), & j = 1, jdim(igrid) ), k = 1, kdim(igrid) )
end do


READ Q FILE

可視化したいQファイルを読み込みます。Qファイルの拡張子は、*.q です。ファイル名が拡張子ナシの場合は、事前にリネームしておく必要があります。
なお、現在のバージョーンでは、Qファイルからの派生変数を作成する機能はありませんので、Q1〜Q5をFUNCTIONファイルに含めても同じことです。

次にFORTRANを例に、可視化可能なPLOT3D形式Qファイルの出力部分のコーディング例を示します。

■シングルグリッドの場合の3次元Qファイル

integer idim,jdim,kdim !x,y,z軸方向の次元(格子数)
real fsmach !マッハ数
real alpha ! Angle of attack
real re ! レイノルズ数
real time ! タイム

real q(idim,jdim,kdim,5)
! ! q(idim,jdim,kdim,1) 変数名Q1:密度
! ! q(idim,jdim,kdim,2) 変数名Q2:x方向運動量ベクトル
! ! q(idim,jdim,kdim,3) 変数名Q3:y方向運動量ベクトル
! ! q(idim,jdim,kdim,4) 変数名Q4:z方向運動量ベクトル
! ! q(idim,jdim,kdim,5) 変数名Q5:単位体積毎の淀み点エネルギー

write(iunit) idim,jdim,kdim
write(iunit) fsmach,alpha,re,time
write(iunit) (((( q(i,j,k,l), i = 1, idim ), j = 1, jdim ), k = 1, kdim ) )


■マルチグリッドの場合の3次元Qファイル

real alpha(maxgrid)
real fsmach(maxgrid)
real re(maxgrid)
real time(maxgrid)
integer idim(maxgrid)
integer jdim(maxgrid)
integer kdim(maxgrid)
integer ngrid
real q(maxi,maxj,maxk,5,maxgrid)

write(iunit) ngrid
write(idim(igrid),jdim(igrid),kdim(igrid),igrid=1,ngrid)
do igrid=1,ngrid
write(iunit) fsmach,alpha,re,time
write( iunit) (((( q(i,j,k,l,igrid), i = 1, idim(igrid) ), j = 1, jdim(igrid) ), k = 1, kdim(igrid) ), l = 1, 5 )
end do

 



READ FUNCTION FILE

可視化したいFUNCTIONファイルを読み込みます。functionファイルの拡張子は、*.fun です。ファイル名が拡張子ナシの場合は、事前にリネームしておく必要があります。なお、functionファイルを読み込んだ直後に"Do you use name file?"と聞かれますが、ここでOKとした場合は、name fileを指定することができます。この場合は、変数名をカスタマイズし、ベクトル変数を指定することができます。キャンセルした場合、変数名はF1、F2、F3...と機械的に命名され、ベクトル変数は指定できません。

次にFORTRANを例に、可視化可能なPLOT3D形式FUNCTIONファイルの出力部分のコーディング例を示します。


■シングルグリッドの場合の3次元functionファイル

integer idim
integer jdim
integer kdim
integer nvar
real f(idim,jdim,kdim,nvar)

write(iunit) idim, jdim, kdim, nvar
write(iunit) (((( f(i,j,k,l), i = 1, idim ), j = 1, jdim ), k = 1, kdim ), l = 1, nvar )


■マルチグリッドの場合の3次元functionファイル

integer idim(maxgrid)
integer jdim(maxgrid)
integer kdim(maxgrid)
integer ngrid
integer nvar(ngrid)
real f(maxi,maxj,maxk,nvar,ngrid)

write(iunit) ngrid
write(idim(igrid),jdim(igrid),kdim(igrid),nvar(igrid),igrid=1,ngrid)
do igrid=1,ngrid
write(iunit) (((( f(i,j,k,l,igrid), i = 1, idim ), j = 1, jdim ), k = 1, kdim ), l = 1, nvar )
end do


NAME FILE

NAME FILEは、functionファイルの変数名とベクトルとなる変数を指定するためのファイルです。functionファイルを読み込んだ後に、このファイルを読み込むかどうかを確認するダイアログボックスが起動するので、そこで指定することができます。このファイルのフォーマットはとてもシンプルでお手元のエディタ(ワードパット等)で手作業で気軽に作成できます。なお、ファイル名の拡張子は、.nam とする必要があります。


■NAME FILEのフォーマット

P1
U1 ; X-Velocity
V1 ; Y-Velocity
W1 ; Z-Velocity
C1

変数名を1行目から順に入力していきます。これがFUNCTIONファイル内に格納されている変数の順番に対応します。
速度ベクトルの変数として使用したいものには、変数名の後にセミコロンをつけ、X-Velocity、あるいは、Y-Velocity、あるいは、Z-Velocityと入力します。 X-Velocityは、X方向の速度ベクトルを表し、Y-Velocityは、Y方向の速度ベクトルを表し、Z-Velocityは、Z方向の速度ベクトルを表します。

■Qファイルがある場合

Qファイル中の次の変数がベクトル変数として自動認識されます。この場合は、NAME FILE中に”;*-Velocity”を設定しないでください。

  • X-momentum
  • Y-momentum
  • Z-momentum




非定常計算データの読み込みについて

plot3d形式で非定常計算のデータファイルを読み込みたい場合は、データファイル(*.grid、*.fun)名を 

"任意の半角アルファベットの連続" + "半角数字" + "拡張子" としてください。

例を次に示します。


例)1 データ出力をステップ毎にした場合(数字は連番)

■グリッドファイル名

projecta1.grid , projecta2.grid , projecta3.grid , projecta4.grid , projecta5.grid......

■ファンクションファイル名

projecta1.fun , projecta2.fun , projecta3.fun , projecta4.fun , projecta5.fun......




例)2 データ出力を2ステップ毎にした場合(数字は飛び連番)

■グリッドファイル名

projectb2.grid , projectb4.grid , projectb.grid , projectb.grid , projectb10.grid......


■ファンクションファイル名

projectb2.fun , projectb4.fun , projectb6.fun , projectb8.fun , projectb10.fun......


ファイルの読み込み操作は、通常(定常計算の場合)と同様です。ただし、選択するのは、用意した非定常計算データの最初ステップのファイルを選んでください。CAE Visualizerは、ユーザーが指定したファイル名が上記の例のように名づけられている場合、非定常計算かどうかを次のようなダイアログボックスで確認します。


 

このダイアログが出現した場合、その読み込みデータが非定常計算を意図したものであれば、”OK”を、そうでない場合は”NO”を選択してください。








 

 


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